店名は忘れるもの

人間は良く知られていて、その価値が分かりきっている物より、聞きなれない名前でまだその価値が決まっていない、つまり未完成な物に惹かれるそうです。
濁音を使うと男性的、濁音が無いと女性的な響きというのはなんとなく感覚で感じます。

自動車のネーミングが良い例のようです。

ここ数十年、造語の美容室が多いのにもこの心理を考察してでしょうか。
読めない単語より苗字をとった〇〇美容室が一番覚えてもらえると最近まで思っていましたが、どうも「ザ テラス」という名前もなかなか出てこないらしく、平尾さん(地名)、ステラさん(?)、1番多いのは「もうひとつのお店」。

ただ、お店ってそんなもんで自由にあだ名でも付けてもらえばいいと思っています。

どこも店主は一生懸命に意味や響きなど考えていると思いますが、何度も通ってるお気に入りのパスタ屋さんを毎回「〇〇町 パスタ」と検索してる張本人ですから。

イオンやユニクロなんて店名がふつうに出なくなったら検査を受けます。

店名は忘れるもの。

「平尾屋さんの伊藤さん頑張ってたよ!」みたいな働くスタッフの名前をしっかり覚えていただけていたら十分で、何より嬉しく思います。中身が大事ですから。





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長野県佐久市の美容室hair design Balloon(ヘアデザインバルーン)